Aperza IDで製造業向けサービスの統一ID化を目指す
アペルザは2016年7月の創業以来、「ものづくりの産業構造をリデザインする」というミッションのもと、製造業向けに特化したインターネットサービスを送り出しています。
アペルザのサービス展開の背景にあるのは、オフラインを中心とした煩雑な購買プロセスの改善です。
購買品の選定においては、必要な情報を入手するために、製品それぞれのメーカーサイトに行き、対象製品のカタログやマニュアルをダウンロードし収集する必要がありました。
このような課題を解決するため、メーカー横断でカタログ等を一括してダウンロードすることのできる「製造業向けカタログポータルCluez(クルーズ)」を提供しています。
併せて、業務を煩雑にしているもののひとつに、IDやパスワードの管理があります。
メーカーやサービスごとに会員登録が求められますが、業務で使用するサイトの数が多いため、それぞれ固有のIDを管理することにユーザーは頭を悩ませています。
アペルザでは複数の製造業向けサービスを運営していますが、それらを既に「Aperza ID」で共通化して提供しています。
そこで、この「Aperza ID」をアペルザが直接運営するサービスの枠外に拡大して提供することで、ユーザーであるものづくりに関わるエンジニアの業務負荷低減に貢献したいと考えました。
この取り組みの第一弾として、産業革新研究所が運営する「ものづくり.com」への提供が実現しました。
これにより両社の会員が互いサービスをシームレスで利用できるようになり、利用サービス拡大が見込まれます。
アペルザでは、今後も様々なメディアやメーカーとの連携を視野に入れ「Aperza ID」の提供を進めてまいります。